配信開始から間もなくNetflix史上最大のヒット作品となったNetflix独占配信中の韓国ドラマ『イカゲーム』。
『イカゲーム』は多額の借金などでお金に困った崖っぷち状態の456人の参加者が、内容は子どもの頃に流行していた遊びだけど優勝すれば賞金456億ウォンが手に入り、負ければ殺されて脱落、という命懸けのゲームに参加するというストーリーです。
日本でいうと「デスゲーム作品」と呼ばれ親しまれるジャンルの作品で、日本でも短期間で話題のドラマとなりました。
スリリングな展開に多様なバックグラウンドをもつ登場人物たちの人間ドラマ、魅力的なキャスト陣、ゲームの種目は子どもの遊びなのでルールが分かりやすいなど、人気の理由はたくさんありますが、ネット上では「イカゲーム考察」が盛り上がりを見せていました。
『イカゲーム』の中には様々な考察のヒントが隠されていると言われています。
イカゲーム考察の中には「壁に書いてある絵」や「めんこ」というキーワードがよく見られます。
これらはイカゲーム考察に役立つ重要なヒントなのでしょうか?
本記事では「壁に書いてある絵」や「めんこ」は何を意味しているのか、ということについて注目して調査し、ネット上の考察とまとめて紹介していきます。
早速イカゲームの壁に書いてある絵の考察を紹介します!
イカゲーム考察!壁面の絵はヒントなの?
#イカゲーム 完走!
韓ドラほぼ観てこなかったけど、泣いたデスゲーム初めて。
だるまさんの音声や、最初は変と思ってた桃色も慣れると印象的で分かりやすかった。格差社会への風刺や、平等がテーマである伏線に、壁のイラストに気づいた時はシンプルでも感心した。
キャラも皆面白くて伝わりやすい! pic.twitter.com/MMEZH0EAOk— Collagen (@kola_gen) October 11, 2021
『イカゲーム』視聴者の間ではドラマの中に出てくる様々なアイテムや登場人物の台詞や行動が何を意味しているのか?これは伏線なのか?というような「イカゲーム考察」が盛り上がっていました。
『イカゲーム』の考察について調べると、「壁」や「壁に書いてある絵」というワードをよく見かけます。
「壁に書いてある絵」は何のことなのでしょうか?
ゲームの参加者たちは、参加者の人数分のベッドが置かれている一つの広い部屋に収容されています。
最初は参加者が大勢いて、壁はベッドで覆われていて壁面はほとんど見えない状態でした。
しかし、脱落者が出るとその人数分のベッドが片付けられ、徐々に壁面の絵が見えてきます。
実は壁面には全てのゲームの種目が描かれていました。
第1ゲームの「だるまさんが転んだ」、第2ゲームの「カタヌキ(タルゴナ)」、第3ゲーム「綱引き」、第4ゲームの「ビー玉遊び」、第5ゲームの「飛び石ゲーム」、最終ゲーム「イカゲーム」がピクトグラムで表現され、一目で分かるように描かれていました。
第7話頃から、残っている参加者が十数人ほどになったところで壁面の絵がよく見えるようになっていきますが、参加者たちが気づく様子はありませんでした。
第2ゲームの時はわずかな手がかりを頼りに発表前から種目は「カタヌキ(タルゴナ)」だと予測、簡単にクリアできる形を選択し、その後も冷静に知略を駆使して勝ち残ってきたサンウでさえ気づいていないようでした。
参加者が大勢いた頃は、参加者が参加者を暴行して死なせてしまったり、消灯中に参加者同士で殺し合いが始まり大混乱になったり、ゲーム以外の時間も常に周囲を警戒していなければならない状態で壁をよく見る余裕など参加者たちにはありませんでした。
壁面の絵に気づいた時「こんなすぐそばにヒントがあったなんて!」「壁面の絵に気づくことができればゲームの種目が事前にわかって今後の対策を考えることができたのに…」ともどかしい思いをする人が多かったと思われます。
回を重ね、参加者が少なくなってきて、ふと壁を見たらここにすべてが書いてあったんだ…と感じてもらうことが製作陣のねらいだったそうです。
壁面の絵は、考察のヒントというよりも視聴者の感情を揺さぶる演出の一つだったようですね。
イカゲーム考察!めんこの意味は?
イカゲーム、最初のめんこゲームで赤を選んだ人が進行役、青を選んだ方がプレイヤーっていう推測を見てなるほどな…ってなってる。
シーズン2で進行役側のストーリーも明かされるのか。楽しみだ。 pic.twitter.com/c9BWoAxL8Y— えむし (@teamokanojo) September 26, 2021
『イカゲーム』の序盤ではコン・ユ演じる営業マン風の謎の男性が主人公ギフンと「めんこ」で勝負し、ある取り引きをする場面があります。
初回でギフンは地下鉄で出会ったスマートな営業マン風の男性に声をかけられ、めんこ勝負を持ちかけられます。
赤と青の2種類のめんこどちらかを選び、自分のめんこを叩きつけて相手のめんこをひっくり返すことができたら10万ウォンを渡す、お金を持っていない場合は代わりにビンタされるというルールでした。
何度もビンタを食らった後やっと勝利したギフンに男性は10万ウォンと連絡先が書かれた名刺のような紙を渡して去っていきました。
その名刺が命懸けのゲームの招待状だったのです。
後にゲームの参加者は全員同じめんこ勝負に応戦して招待状を受け取っていたことが判明します。
「めんこ」は日本でも馴染みのある昔の子どもたちの間で流行していた遊びです。
「めんこ」は『イカゲーム』において何を意味しているのかというと、その「めんこの色」に意味が隠されていると考えられていたようです。
めんこが青と赤の2色であることについて、青を選べば緑色のジャージを着たゲームの参加者、赤を選べば赤いジャンプスーツを着た仮面の運営スタッフとしてゲームの運営側につくことになる、という説がTikTokでシェアされて話題となっていました。
ギフンは青のめんこを選び、ゲームの参加者となっていました。
あの時ギフンが赤のめんこを選んでいたら運営スタッフ側になっていた可能性もあったのかもしれませんね。
まとめ
視聴者の間で「考察」が白熱し、世界中で大ヒット中の韓国ドラマ『イカゲーム 』の考察のヒントとして話題の「壁に書いてある絵」や「めんこ」は何を意味しているのか?調査していきました。
・イカゲーム考察!壁面の絵はヒントなの?
・イカゲーム考察!めんこの意味は?
「壁に書いてある絵」の正体はすべてのゲームの種目を表したもので、ドラマを見続けて「壁面の絵」に気づいた視聴者に衝撃を与えた演出でした。
「めんこ」についてはTikTokでシェアされていた初回に登場しためんこが青と赤の2色であることに重要な意味が隠されている、という説がSNS上で話題になっていました。
『イカゲーム』のような考察で盛り上がることができる作品は、すべてが考察のヒントに見えてきて目が離せず、全話見終わった人もまた見直してしまう魅力があります。
まだ見ていない人も完走した人も「あの時のあれは伏線だったのでは?」「あれにはもしかしてこんな意味が?」とイカゲーム考察のヒント探しをしながら視聴してみるとより『イカゲーム』を楽しめるかもしれませんね。
コメント