配信開始から間もなくNetflix史上最大のヒット作品となったNetflixシリーズの韓国ドラマ『イカゲーム』。
『イカゲーム』はお金に困った崖っぷち状態の456人の参加者が、勝ち残れば賞金456億ウォンが手に入り、脱落すれば死、というデスゲームに参加するという内容となっています。
ストーリーの中には様々な伏線が含まれており、ネット上では多くの視聴者が感想と共に自分の考察を発信し、共有されて広まっていきました。
視聴が後半に差し掛かっていた視聴者たちは「ゲームの黒幕は誰なのか?正体は運営側なのか、それとも参加者の中に潜んでいるのか?」「なぜゲームは開催されたのか、主催者は何が目的だったのか?」などの重大な秘密に関する考察に熱が入っていったと思われます。
実はゲームの黒幕、運営側の正体に関して、「ゲームの参加者のおじいさん(オ・イルナム)が怪しい」という噂が広まっていました。
オ・イルナムは主人公・ギフンがゲーム会場で親しくなり、協力関係となる人物です。第3ゲームの
「綱引き」では自身の経験を活かしてギフンたちを勝利に導くという活躍も見られます。
今回は『イカゲーム』の黒幕は誰なのか、「綱引き」のエピソードに張られた伏線について、伏線おじいさん・イルナムに注目して、ファンによる考察をまとめていきます。
(ここからはドラマのネタバレになる内容を多く含んでいます。)
早速イカゲームの黒幕や正体についての考察を紹介していきます(#^^#)
イカゲーム考察黒幕は誰?
イカゲーム観終わったぁ!!☺️✨
三日間で😂流行ってるのは知ってたけど
めちゃくちゃ面白かった。
ゲーム内容も分かりやすいし
グロさと展開もちょうど良い😌🍀なんといってもギフンさんが
いい人すぎて泣けた…😭
ジュノさんの頑張りも誰か褒めて😢
season2あるのかな?早く見たい🥺#イカゲーム pic.twitter.com/MLvYnMmBfc— 瞳👶🌿💸 (@Vanilla1103) October 27, 2021
『イカゲーム』視聴中、話が進むにつれ、「ゲームの黒幕は誰なんだろう?」「黒幕はあの人なのでは?」と気になっていた方が多かったと思われます。
参加者たちが生き残りを懸けたゲームに必死になっている裏で、ゲームの運営側では怪しい動きが見られます。
裏では「フロントマン」というフード付きのコートに運営スタッフたちとは違う仮面で顔を隠した謎の男が電話でスタッフに指示を出したり、上司らしき人物に報告の連絡をしたり、指示を受ける様子が度々見られます。
フロントマンはゲーム運営スタッフを束ねる責任者であり、ゲームの主催者はさらに上の立場の人物のようです。
おそらくその人物が黒幕と考えられます。
ゲームの主催者、つまりイカゲームの黒幕は誰なのかと、続きが気になって視聴が止められなくなりますね。
イカゲーム考察黒幕の正体は運営側なの?
サンウ(左)が大森南朋でギフン(右)が大森南朋に見える🦑 #イカゲーム pic.twitter.com/8BQREbbdb4
— 日曜日 (@anzoochan) November 7, 2021
イカゲーム視聴が進み、黒幕候補が薄々わかってきたという視聴者の間では「オ・イルナム」という参加者が怪しいと言われています。
イカゲームの黒幕は運営側ではないのでしょうか?
運営側ではゲーム運営の責任者であるフロントマンが黒幕らしき人物に見えますが、彼の上にゲーム運営のトップ=ゲームの主催者がいるような描写が見られるため、フロントマンは候補から外れます。
黒幕として疑われている参加者オ・イルナムは第1話で主人公のソン・ギフンがゲーム会場で最初に親しくなった老人です。
彼は脳腫瘍があり、自分はもう長くないと話します。
認知症の症状が疑われるような様子も度々見られます。
参加者の中でもゲームで勝ち残ることはとても困難なように見えますが、初回からイルナムの行動に注目して見ると、意味深な行動が多く見られました。
イルナムが黒幕として疑われる理由として挙げられる伏線や視聴者たちの考察については後で紹介していきます。
イカゲーム考察黒幕の目的はなぜ?
イカゲーム全部見た くコ:彡
確かにカイジとバトルロワイヤルとソウを足したり引いたり割ったりかけたりしたドラマやわ😂
でも面白かった!
仮に日本版作ったら
ギフン役 大泉洋
サンウ役 井浦新
セビョク役 広瀬すず
ジュノ役 星野源で、お願いします🙋 pic.twitter.com/IJezXFiLWt
— TKG@HRS (@TKGHRS1) September 28, 2021
イカゲームの黒幕はなぜ、何の目的があって残酷な命懸けのゲームを主催していたのでしょうか。
第7話でゲームを「観戦」しにやって来る「VIP」と呼ばれる仮面で顔を隠した大富豪たちが登場します。
彼らは参加者たちを競馬の競走馬に見立てて生き残る参加者を予想し、大金を賭けて楽しんでいる様子でした。
主催者はゲームを金持ちの娯楽として提供していたのです。
VIPたちと同様、金と暇を持て余していた主催者の、「金のために手段を選べなくなった人間たちの命懸けのゲームを娯楽にしよう」という残忍な思いつきでゲームは始まったのでしょうか。
また、ゲーム運営はゲームが「公平であること」にこだわっているようです。
ゲームのルールを破った者は参加者も運営スタッフも容赦なく殺されています。
ある時は、運営側は裏で手を組んで不正を行なっていた運営スタッフと参加者を殺した後、参加者たちの目の前で吊し上げにしていました。
ゲームの参加も強制ではなく、参加中でも投票で参加者の過半数がゲームの中断を選べば、賞金はもらえませんが全員ゲームを中断することができます。
参加者に一応選択権を与えることで、より公正性を強調しているようです。
『イカゲーム』のゲーム参加者たちは努力が報われることが約束されていない、韓国の厳しい競争社会、格差社会で追い詰められ、ゲームに参加してもしなくてもどうせ地獄だからと、命懸けのゲームに挑戦しています。
主催者は現実では実現が難しい、不正は許されない公平な競争をゲームの中で実現することが目的だった可能性もあるのかもしれません。
イカゲームの考察・綱引き・伏線まとめ!
第2ゲーム「型抜き」
ギフンは一番難しい傘を選んでしまった
成功した人々は部屋に戻り、失敗した人々は死に続ける。 そのように時間が流れ続け、ギフンは苛立ちに汗を流すようになる。 その時発見した方法… 裏面を舐めて境界線を溶かす方法で残りあと1秒になったところで成功した#イカゲーム 3話 pic.twitter.com/VBMDorpD5i— レイナ (@iqRPaMmhVdMJ4pT) October 9, 2021
『イカゲーム』の見どころの一つに第3ゲーム「綱引き」のエピソードがあります。その「綱
引き」のエピソードの中にイカゲーム考察をさらに盛り上げた重要な伏線があったそうです。
綱引きは、10人1組のチームに分かれ、タワーの両側で綱を引っ張り合い、相手チームを中央の床がない部分から落とせば勝利、負けたチームは確実に転落死、脱落となってしまいます。
主人公のギフンのチームは女性3人と老人1人が加わり、他のチームと比べて不利な状況となりましたが、綱引きで負けたことがないと言うオ・イルナムの経験に基づく作戦とサンウの機転により、勝利するという熱い展開でした。
しかし、綱引きのある場面が問題となっていました。
第4話では縄を掴んでいるイルナムの手元の手錠にかけられた南京錠が第5話の冒頭では消えていたのです。
この場面から、「イルナムはゲーム主催者だから万が一の時に逃げられるようにされていたのでは?」「南京錠が消えたのはイカゲーム黒幕はイルナムということの伏線では?」という考察が広まりました。
イカゲームのおじいさんのイルナムを調査!
イカゲームのジャージ買っちゃった😺イルナムって役のジャージ👻#イカゲーム #ジャージ #イルナム pic.twitter.com/gQE99l30ct
— 🙅♂️ JosukewithAndy🐰we are X (@Josukewithfx) November 10, 2021
『イカゲーム』視聴者の間では、「おじいさん」と呼ばれる「オ・イルナム」という参加者が黒幕候補と噂されていました。
イルナムとはどんな人物なのか、怪しいと言われる理由を視聴者たちが指摘していた伏線と考察をまとめて紹介していきます。
イルナムは第1話で主人公ソン・ギフンがゲーム会場に来て最初に親しくなった老人です。
第3ゲームの綱引きでは、綱引き無敗の経験を活かした助言でギフンたちを勝利に導いたこともあります。
イルナムはギフンに脳腫瘍があり、もう長くない告白し、「ただ死を待つだけは嫌なんだ」と語ります。
イルナムは優しいおじいさんに見えますが、時々怪しい様子が見られます。
イルナムは第1話で目が覚めたら知らない場所にいた、という状況で戸惑っている参加者たちの中で呑気に人数を数えていました。
そして第1ゲームの「だるまさんが転んだ」で死亡者が出た後もただ一人楽しそうな様子でした。
しかし、第6話の第4ゲームでイルナムは脱落してしまいます。
第4ゲームの「ビー玉遊び」では信頼できる人とペアを組んだはずが、ペアでビー玉遊びで対戦して負けた方は脱落、つまりどちらか一人は死ななければならないという展開になります。
ギフンはペアを決める時にはぶれてしまったイルナムを放っておけず、イルナムとペアを組んでしまいました。
イルナムは最終的にギフンに勝ちを譲ります。
身寄りがなく老い先短い老人が、幼い子供と病気の母親がいる人を助けようと自分を犠牲にした、というように見えましたが、運営スタッフに射殺される描写がある参加者たちと違い、イルナムが射殺される描写や遺体など死亡が確定できる描写がありませんでした。
第6話以前に、消灯時間に参加者たちが殺し合いの騒動になってしまった時も、イルナムの叫びがきっかけで運営が入り、騒ぎは収まりました。
イルナムは脱落しても、伏線だと思われる多くの意味深な行動から「イルナムは主催者だから殺されないように運営から守られている」と「イルナムはイカゲームの黒幕説」が強化されていったようです。
黒幕は本当にイルナムなのでしょうか?
何にせよストーリーの鍵を握る注目の人物のようですね。
まとめ
世界中で話題のNetflixシリーズの韓国ドラマ『イカゲーム』の視聴者たちの間で白熱していた「イカゲーム考察」の中で「黒幕は誰?運営側なのか?目的は?なぜイカゲームを始めたのか?」「『綱引き』で考察ポイントになった伏線はどこだったのか?」「イルナムっておじいさんが怪しいけどおじいさんの正体は何者?」など、イカゲームの黒幕と「おじいさん」ことオ・イルナムに注目して視聴者の間で話題となった伏線と考察について調査していきました。
・イカゲーム考察黒幕は誰?
・イカゲーム考察黒幕の正体は運営側なの?
・イカゲーム考察黒幕の目的はなぜ?
・イカゲームの考察・綱引き・伏線まとめ!
・イカゲームのおじいさんのイルナムを調査!
『イカゲーム』には多くの伏線が含まれており、SNSで他の視聴者たちの反応を見て、考察を共有することでより楽しめるようになっていることが短期間で大ヒットした理由のひとつかもしれません。
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