配信スタートから世界中で話題となったNetflixシリーズの韓国ドラマ『イカゲーム』は日本でも多くの視聴者を集め、ネット上ではファンによる「イカゲーム考察」が盛り上がっていました。
「イカゲーム考察」の中でも「フロントマン」という人物はドラマの重要な鍵を握る人物として注目を集める存在でした。
フロントマンは大勢いる赤いつなぎに丸、三角、四角の記号が付いたマスクを着用した運営スタッフたちとは違う黒い仮面で顔を隠し、フード付きのロングコートを着ており、ゲームの運営スタッフに指示を出し、ゲームの黒幕に当たる人物への連絡係や代理を務めるゲームの責任者的な人物です。
ネタバレになりますが、第8話でフロントマンの正体はゲーム運営に潜入していた警察官(刑事)のファン・ジュノ(ウィ・ハジュン)が探していた失踪中のお兄さん、ファン・イノ(ファン・イノ)だと明かされます。
ジュノのお兄さんであるイノは元警察官でしたが、ゲームに参加して優勝していたことが明かされます。
警察官であったイノが突然失踪し警察官を辞めてゲームに参加した理由、優勝後にフロントマンとなった理由はドラマで明かされるのでしょうか。
今回はフロントマンの正体、ファン・ジュノ刑事のお兄さんのファン・イノに注目してファンの考察をもとに気になることについて調査していきます。
早速紹介していきたいと思います(#^^#)
イカゲーム考察!兄さんはなぜフロントマン警察(刑事)になったの?
イカゲームのフロントマンを見るとどうしてもダフトパンクを思い出してしまう pic.twitter.com/9F3Q2sJEBG
— fumi (@Fumi825) November 19, 2021
第8話でフロントマンの正体はゲーム運営に潜入していた警察官(刑事)のファン・ジュノが探している失踪中のお兄さん・ファン・イノだということがわかります。
刑事ファン・ジュノはゲーム運営に潜入し、ゲームを観戦していたVIPからゲーム運営の裏側の情報を引き出すことに成功しました。
ジュノはゲーム運営の情報を持ってゲーム会場から脱出、会場から離れた島に辿り着いたジュノは韓国警察へ通報を試みますが回線が悪く連絡が取れませんでした。
ついにフロントマンに追いつかれジュノは崖へ追い詰められます。
ジュノは近づいてくるフロントマンに発砲、フロントマンは右肩を負傷しますが、ジュノへ「一緒に行こう、死なせたくない」とジュノへの攻撃を躊躇いながら誘うような言葉をかけてきます。
しかし、ジュノは抵抗する姿勢を弛めません。
そこでフロントマンは初めてマスクの下の素顔を見せます。
フロントマンのマスクの下から現れた兄の顔を見て愕然としたジュノの「兄さん、なぜだ」という問いには答えず、イノはジュノへ発砲、ジュノは海へと転落してしまいます。
ジュノはこの前に過去のゲームの記録を見つけており、2015年に行われたゲームでイノ(番号は132番)が優勝していたことを知ります。
経歴書には「元警察官」との記載がありました。
イノはなぜフロントマンになったのか、なぜ警察官を辞めてゲームに参加したのかはドラマの中で明かされることはありませんでした。
ゲームに優勝したなら大金を所持しているはずなのに、家族と連絡が取れなくなった時は住んでいた寮の家賃を滞納していた点についても謎が残ります。
イカゲーム考察!兄さんの失踪理由を調査!
こんにちは😌
東京はお天気良くて暑いくらいですね🥵
イカゲーム結局最後まで観ました笑!
フロントマン姿勢良くてかっこいいですよね😊!
今日はチームで満了です😌明日もよろしくお願いしますね😊! pic.twitter.com/22bhtfRQ0Q
— 立花ゆりか♡ (@team_yuuurika) November 10, 2021
フロントマンの正体はファン・ジュノ刑事の兄・ファン・イノだったということは明かされましたが、多くの謎を残したままドラマは終了しました。
ファン・イノは元警察官だということはわかりましたが、なぜ警察を辞めて失踪したのか、なぜゲームに参加し、優勝した後フロントマンになったのか、その理由は明かされていません。
ゲーム運営に潜入する前のジュノと心配そうな母親の通話の様子、兄の捜索のため危険な行動に出るジュノの真剣な様子から、家族関係は良好で、イノが警察官として問題のある人物だったとは思えません。
真面目な警察官なら、多額の借金など急に大金が必要になる状態になったり、家賃を滞納したりする状況になる可能性は低いと考えられます。
それとも地元が誇るエリートでありながら、不正を働いて追われる身となり、母親に仕事で海外にいると偽ってゲームに参加していたチョ・サンウと同じような事情があったのでしょうか。
イノが住んでいた寮の部屋の机に置かれた金魚鉢に死んだ金魚が浮いていたことから、イノが突然失踪したことが推測できます。
さらにゲームの脱落者が火葬される時に入れられる棺によく似たピンクのリボンがかけられた黒い箱が置いてありました。
その箱からジュノはイカゲームの招待状に当たる名刺を見つけます。
他にも「欲望の理論」という本(フランスの精神分析学者ジャック・ラカン著)音楽ジャズの雑誌が置かれ、壁にはベルギーの画家ルネ・マグリットの作品「光の帝国」の絵画など意味深なアイテムがあり、後で見るとフロントマンの正体を暗示していたように思われます。
ゲームに参加したということは、急に大金が必要になるような、追い詰められた状況にいたということだったのでしょうか?
もしくはジュノのように何かがきっかけでゲームの存在を知り、ゲームの裏側を暴くために参加し優勝した後は運営側の上の立場に就き、残酷なゲームを潰す機会を伺っていた可能性もあるかもしれません。
刑事ファン・ジュノの兄の失踪の理由に関して多くのヒントが見つかったものの、まだまだ多くの謎が残っています。
まとめ
配信開始から間もなくNetflix史上最大のヒット作品となった韓国ドラマ『イカゲーム』では世界中のファンの間で考察が白熱していました。
今回は『イカゲーム』のフロントマンの正体、ゲームの裏側を探る刑事ファン・ジュノのお兄さんファン・イノが突然警察官を辞めて失踪した理由、ゲームに参加そして優勝した後フロントマンになった理由についてネット上で見られるファンの考察をもとに調査していきました。
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回を追うごとに謎めいた存在のフロントマンの正体が気になっていた視聴者は多かったと思われます。
そしてフロントマンの正体が刑事ファン・ジュノが探していた行方不明のお兄さんであったことよりも、フロントマンの素顔が世界的に有名で日本での知名度も高い韓国俳優イ・ビョンホンであったことに驚いた方も多いのではないでしょうか。
フロントマンの正体は明かされましたが、警察官だったファン・イノが突然失踪し、ゲームに参加、優勝後にフロントマンになった理由は謎のままです。
『イカゲーム』は続編の作成が決定しています。
ドラマ最終話の結末から主人公ソン・ギフン(イ・ジョンジェ)が残酷なゲームを終わらせるために再びゲームに挑戦する、という流れで始まる可能性が高いです。
続編でフロントマンの謎が明らかになるかもしれません。
これからも『イカゲーム』から目が離せませんね!
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